桜満開の六義園
2024年4月1日。今年も六義園の枝垂桜に会いに来ました。
急に暖かくなったためソメイヨシノより開花が早い枝垂桜の開花の様子が気になりましたが、今年も素晴らしい風景に会うことができました。
いつもの入場門は閉ざされており閉館中なのかと大いに焦りましたが実は年までは出口になっていた門からの入場となっていたことを駒込駅に着いてから知り、あの行列を覚悟しました。しかしアプリで前売り券を購入、QR コードによる入場で大変スムースに入場ができました。DXの加速がこんなところでも感じられました。
いつもとは反対側からの入場です。昨年までは長い庭園内の通路を10から15分歩いて名所の桜に会うことができるのですが、今年は門をくぐってすぐ枝垂桜の美しい姿が目前に姿を現しました。木々に囲まれた桜までの道で期待を膨らませる時間がなく、少し期待感の膨張を感じられませんでしたがそうは言ってもその姿に私は適切な修飾語を失いました。繊細でいながら力強さを持つ花、しなやかな枝ぶりの一方で体幹(と言って良いのか)の枝や幹の強さを感じます。
天気の良い正午は多くの花見客で賑やかで、海外からの観光客が大変多く感じられたことも今年の特徴でした。インバウンドが与える国家収入への貢献度は限定的だとの指摘がありますし統計上はそうだと思いますが、活気が戻って感じられることは良いことだと思います。来日された際には日本の文化習慣を学び、日本の良き歴史や自然、建築物などを感じて行っていただきたいと思います。
後日また冷え込んだ日が到来し、全国の桜は見ごろの期間が伸びたようです。
お花見にはおいしいお酒で和やかにお花見を楽しんで頂けたらと思います。
多くの人出にほっとすると思に、やる気をもらった2024年の六義園でした。
依田浩毅 拝
【桜満開シリーズはこちらから】
・桜満開2023
・桜満開2022 ※新型コロナの感染症拡大で上京を断念しました。
・桜満開2019 ※撮影時期が遅くなってしまい掲載を断念しております。