世界的ワイングラスメーカーのRIEDELジャパンが山形のアルケッチャーノ、銀座サンダンデロを始め全国の多くのレストランを運営するシェフ・奥田政行さんのお料理のお料理とともに学ぶシャンパングラスセミナーを開催。リーデル青山の越野ショップマネージャーにお誘い頂き参加してきました。アル・ケッチャーノ1店舗だけのころから訪問していたので奥田シェフとはよく面識がありましたが、近年の彼の人気ぶりではなかなか会えずにいたので再会がとても楽しみでした。

会場は銀座サンダンデロ。ここは開店当初より良く訪問していまして場所もお料理の質の高さも良く知るところです。今日は奥田さんが直接説明も行ってくださるということもあり、期待通りの満足感の高いセミナー、というよりお料理とワインを楽しむ会になりました。

奥田さんと言えば山形の食材のため、ワインもシャンパンを除けばみな山形県産のワインです。甲州種、ソービニヨンブラン、ピノノワール、さらにピノノワールだけのスパークリングワインを味わうことができたのですが、そのクオリティの高さは目を見張るものがありました。甲州種は山梨が一番の産地ではありますが、品質面ではうかうかなどしていられません。素晴らしい味わいでした。ピノノワールも凝縮感があり色もしっかりとしたルビー色で透明度も高く、樽をしっかりと解けこませた堂々とした豊かな果実味を持ち、奥田シェフのお料理を見事に受け止め膨らませてくれていました。

近年シャンパーニュの造り手からシャンパーニュもしっかりと香りと果実味を味わってほしいとのことから、フルート型のグラスよりボウルのふくらみがある白ワイン用のグラスを推奨するケースが多くなっています。今回のリーデルさんから紹介があったシャンパーニュと名付けられたグラスには別に「甲州」という名も付いています。フルート型のグラスとの違いを参加者は確かめ感嘆の声を上げていました。このブログをご覧の皆様もこのようなワイングラスをお試しになってはいかがでしょうか。

確かなお料理と楽しむグラスセミナー。とても素晴らしい体験となりました。また十四番目の月で、リーデルグラスセミナーを開催する予定でいます。その際はここで告知いたしますのでぜひ皆さま、ご期待ください。

最後になりましたがリーデルジャパンの越野ショップマネージャー、奥田シェフ、銀座サンダンデロのスタッフの皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

リーデル@サンダンデロ・奥田・後藤シェフ

奥田シェフと奥田さんの師匠・後藤シェフ