夢か幻か。そんな気がする会がありました。東京国分寺。駅から徒歩3分ほどにある鮨店、「治鮨」。

銘酒・伯楽星を醸す新澤醸造店の新澤巌夫さんと、治鮨店主・金里治さんとの出会いから生まれた夢のような会でした。

 

伯楽星の最上位に位置する純米大吟醸。このお酒には造りによるクラス分けなどもはや不要。

その絶対的な高みにいるお酒に心身をすり減らすように、また全身で挑戦するかのように挑む治さん。そしてそんなご主人を力強く支え叱咤激励する治鮨の強固な精神的柱、女将さん。

 

そのお二人の姿に前回の残響の会で打たれた新澤さんが全力でサポートしたこの会でした。そんな前代未聞の会を拙い私の文章力で表現などできようはずもありません。

わずかな写真、しかしプロフェッショナルの撮影した写真からご想像頂きたく思います。

参加された方には生涯忘れられないような会になったのではと思います。

私自身、今後こんな会に参画できないかもしれないと今は思っております。しかしきっと治鮨様、新澤醸造店様、そして私にとりましても、まだ通過点なのでしょう。

お客様の前でついに耐え切れず感涙にむせぶ女将さんに、心の底から感謝と尊敬の念を感じました。

 

治鮨を愛して足繁く通われ、一見高い会費(しかしいかに安いものだったか全員が深く感動された)にも喜んでご参加くださったお客様。

何回も甲府に足を運び打ち合わせをしてくださった親方と女将さん。多大なご協力を頂きました新澤醸造店様、

そして裏方で素晴らしく美味しい天ぷらで会に花を添えてくださった治親方の親友・立川の名店「天ぷら岡本」の岡本さん。

親方女将さんが「私たちの台所!」言ってはばからない国分寺の知る人ぞ知る名店「BLACK HART」の飯田さん。

安定の仕事で支える親方の右腕の板前さん。頼もしく成長している親方の長男こうき君とチームワークよく動いてくれたバイトの皆さん。

本当にすごい会を経験させて頂き心より感謝いたします。ありがとうございました。

最後にただひとつ。客として参加したかったです!!(笑)

 

文:依田浩毅

写真はクリックで拡大します。

零響の会出品酒

零響の会治1

零響の会大間鮪

 

零響の会新澤依田女将さん

零響の会治鮪にぎり

零響の会残響

零響の会リーデル2

零響の会カワハギ

零響の会うに

零響の会岡本金里こうき

零響の会岡本天ぷら

零響の会海老の天ぷら

零響の会城之内

零響の会治鮨お客様1

零響の会厨房

零響の会伯楽星雄町