南部美人の久慈雄三さんの考える『食中用の純米酒』の入荷です。

 

酒造好適米である「美山錦」と「雄町」を60%に磨き仕込み、酵母にしっかりと糖分を発酵させて甘味を残さないかなりの辛口に仕上げてあります。それに伴いアルコール度数も19.5度と高く設定されています。うっすらと白くなっているのはオリも瓶の中に残したまま出荷されているため。味の設計でとても引き締まった辛口で酸味もしっかりと感じるのですが、オリを残し舌への強いアタックを緩和させる役目としてそのまま残しています。しぼりたての雰囲気も感じられますね。

生原酒ですが、お燗をしてお料理と一緒にゆっくり楽しむことをおすすめします。
設計者であり醸造をした久慈雄三さんがそう設計していますので、必ず一度はお試しください。
お燗の方法は簡単です。瓶から徳利などの酒器に移し、湯煎でお好みの温めるだけ。60度くらいのお燗も一興です。60度ですとかなり熱いですから、お燗をつけた後に冷たいyuzo specialをわずかに注いでお好みの温度にする上級テクニックもお試しください。また同時に水でアルコール度数をご自身のお好みと酔いの加減に合わせて調整してお料理を食べながらゆっくりお楽しみください。

純米生原酒ですが、シンプルに調理した鹿肉や豚肉などの肉料理とも合わせてみてください。
レストランで催された南部美人の会で、参加されたお客様から大変な好評をいただきました。

「日本の味わいは春はフキノトウや筍・山菜など渋みが特徴の食材から始まって、秋になると脂がのった魚や肉、甘味が増した穀物や香り高いキノコなど、とても味わい豊かな食材へと移っていきます。普通の日本酒・純米酒もそうなんです。春は渋くて春の食材に合う味で、秋になるとうまみとまろやかさが増すのです」と設計・醸造の久慈雄三さん。その言葉に思わず何回もうなずいてしまいました。

搾りたての固いyuzo specialは、雄町と美山錦それぞれ30本の入荷です。できたての南部美人yuzo specialのご注文はお電話055-222-6521(依田酒店)か、当ウェブサイトのお問い合わせページからどうぞ。

 

■南部美人 純米生原酒 yuzo special■

価格 : 2,700円(税込)

美山錦=茶瓶 / 雄町=緑瓶

<要冷蔵>