【大切な】【高価な】【希少な】ワインを【少しずつ】【長期間】楽しめる夢のような器具を紹介いたします。依田酒店は常にこれを在庫します。

〇 器具が小型で使い方はとても簡単。
〇 長期間グラスに少しづつ抽出して楽しめる。
〇 比較的安価。

日本で正規輸入され販売が始まりました。その名はCoravin(コラヴァン)

Coravinウェブサイト

動画を見ればその手軽さに驚くはずです。
そして真に驚くべきは品質保持の期間の長さ。空気より比重の重いアルゴンガスが日本では認可されていないため日本正規輸入品は認可されている窒素ガス仕様になっているのですが、その品質保持性能はほとんど変わらないと開発者が説明しています。実際に私も半年前にコラヴァンを使い始めたワインのテイスティングすることができました。瓶の底に3センチほどしか残っていないワインを見た時、大型の100万円以上する機械でも何度も酸化やある種の不快な味を感じたことがある経験から特別な期待が出来ませんでした。しかし抽出されてくるワインが放つアロマは今しがた抜栓したばかりのようなフレッシュさと味もアロマ同様のみずみずしい果実味を備えていました。驚きました。

聞けばこのコラヴァン、ジャンシス・ロビンソンMWや英国デカンタ―誌他有力者が紹介してきたとのこと。あの「死ぬまでに飲みたい30本のシャンパン」(私この本好きです)の著者 山本明彦氏が開発者のグレッグ・ランブレクト氏からの情報として、レストランではNYCのイレブン・マディソン・パーク、三ツ星ベルナルディン、パリのタイユヴァン、英国ファット・ダックなどで導入され、なんとファット・ダックではロマネコンティもバイ・ザ・グラスで提供されていると紹介しています。驚きの信頼性と言えます。何人ものマスターワインやマスターソムリエがコラヴァンを使ったワインのブラインドテイスティングをしてその高い品質保持性能を確認してきたとのことです。

大型で100万円以上する機械は「お店でお客様に見せる」という面ではとても恰好が良いのですが、肝心の品質保持力は1週間から3週間ほどと現場から聞こえてくることからかなり不満が残ります。このコラヴァンを使用した場合ワインは何度使ってもまた横に寝かせてセラーで保管できます。素晴らしい。ここまでくると一家に一台あっても良いかと思えます。一台あれば何本ものワインを少しづつ、長期間にわたり楽しめるのです。

甲府の飲食店では
「はじめの一歩 地鶏のうえ田」

「十四番目の月」

で導入が決まりました。実物を見ることができますのでお食事のついでに使い勝手をご覧になられるのもよろしいかと思います。

さて気になるお値段です。
黒いボディが70,200円(税込)
白いボディは43,070円(税込)

交換用のガスは2本セットで3,240円(税込)で、1本あたりでワイン2本弱抽出できるとメーカーの説明です。*実際は掃除もガスでするため多少減るようです。少々高く感じられるかもしれませんが、すぐ飲み切らなければならないと思って開けられなかった思い入れのあるワインが毎日少しづつ長期間楽しめることを考えれば、決して高くないと感じますが皆様いかがでしょうか。

性能は黒も白も変わりません。2017年4月に国内正規輸入が始まった時から興味を持っていたのですが、7万円のお値段と品質保持能力が気になっていました。しかし今回のテイスティングと価格の安いものが発売になったことでもう悩む必要はなくなったように思います。ご一考ください。

 

写真はコラヴァンを使ったワインのテイスティングをさせてくれた日本正規輸入コラヴァンを取扱う日本クリエイティブの住田さん。ありがとうございました。