日本フードサービス学会の研修会が山梨県と笛吹市との共催で山梨県一宮町いちのみや桃の里ふれあい文化館で開催されました。一席も余らない約400名の参加者でした。 開会の挨拶に続き、山梨県産フルーツ魅力再発見レシピコンテストの表彰式がありました。審査委員長は真藤 舞衣子さんです。別会場では試食も行われました。

続いて基調講演として東日本旅客鉄道(株) 執行役員 松崎哲士郎氏とロイヤルホールディングス(株) CEO(ロイヤルホストの会社)菊地 唯夫氏のとても勉強になる講演がありました。これを聞けただけでも参加した甲斐があったと思います。業種は違っても大変参考になる講演内容でした。

そしていよいよ私が参加するパネルディスカッション。 テーマは「農産物のブランド化を進めるために何が必要か」 。 提起者は大阪市立大学 准教授  小林 哲 氏、コーディネーターに山梨県 副知事 新井ゆたか 氏 、東京国際大学 教授 伊藤 匡美 氏 。 パネラーにはJR東日本フードビジネス(株) 代表取締役社長  明智 俊明 氏 、(農)I&Iフルーツグロワーズ  代表取締役  飯野 公一 氏、フランス割烹ドミニク・コルビ オーナーシェフ ドミニク・コルビ 氏そして 私の四名で進行していきました。

限られた時間ではそれぞれの考えをすべて発表することはできませんでしたがとても参考になる意見が活発に聞かれ、私自身とても触発されました。山梨のものをどうブランド化して多くの人に認知し愛されるようにしていくか。大変難しい課題であります。必死に方法を探し求め慎重かつ大胆に実行し、結果を検証し改良を繰り返していくしかないように思います。何事もそうだろうと考えます。常に探し考えていくことこそが答えへの道なのではないでしょうか。会場には多くの高校生の姿もありました。彼らに何か伝えられたらとても嬉しいです。このような機会はめったにありませんからとても大切な経験となりました。これからも積極的に参加していきたいと思いました。

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最後になりましたがお声がけくださいました山梨県農政部の雨宮様、佐藤様に心より御礼申し上げます。

(依田浩毅)